2007年04月

2007年04月30日

野生の白鳥

私は基本的にリピーター体質

服も同じ店で買うことが多いし
レストランも同じところばっかりいくし
しかも同じメニューばっかり食べてるし
新しい友達あまり作ろうとしないし
旅行も同じところばっかり行っちゃうし
映画も同じものばっかり繰り返し観るし
漫画だって繰り返し読んじゃう
本に至っては何十回も読んじゃう。

別に新しいものとかがメンドクサイわけじゃないけど。

そんなしつこい私のお気に入りの本。
三つ上げるとしたら、今のとこ迷わずこれ。

「わたしが棄てたおんな」 遠藤周作
「避暑地の猫」       宮本輝
「ワイルドスワン」      張戎

彼はとても本の虫なので、読んでもらいたいな
絶対好きだろうな・・・と思っていたんだけど
どう考えても上の二つはイタリア語にはなってないだろう。
(てか、くらーぃし、一般的にあまりウケナイ気もする)

ワイルドスワンなら世界中で大ヒットした(ハズだ)し
彼の興味の対象と内容がかなりマッチしそうだし
イタリア語にもなってるだろうと思って本屋に行ってみた。

ってか、題名はなんていうのかね?「ワイルドスワン」のままかな?
店員さんに聞いてみたら「知らん」といわれる。
ワイルドスワン…野生の白鳥…和伊辞書で調べて直訳。

「Il Cigno selvatico・・・?」

「あぁぁ。Cigni selvatici!(←複数形だった) 中国の話ね。」

おぉ。あったあった。
ってか、わたし絶対中国人だと思われてるな、今・・・。

さっそく渡したら、予想通り食い入るように読んでいる。
レストランで私がお手洗いから戻ってきたら
がんがん読んでる。むは。ハマッタナ。


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大学生の頃から思ってたけど、外国人って

本の重さとか大きさが気にならないのね?

日本だったら確実に上下巻に分かれるよね。

電車の中とか女の子もよくこんな分厚いの持ってるけど

「はぁ、やっぱり力持ちなんだねーー」って思う。




at 07:42|PermalinkComments(2) イタリア生活 

2007年04月29日

また愚痴・・・

何もありがたがられることはしていないのに
突然、彼から「ありがとう」と言われた。
なんなんだ。

「のりには、本当にいつもいろんなこと教えてもらってると思う。」

はぁ・・・よく分からないけれどなんのことデショ?

彼としてもうまく説明できないようなのだけれど
ようは、私からというよりも「日本の感覚」に感動しちまってるのだ。
責任感とか、スピードとか、心遣いとか、繊細さとか
仕事への意識とか、家族の価値観とか、食生活とか諸々。

そして、もちろん、日常のサービス。
             ↑
海外にいると泣けてくるこの響き。
それで、彼としても色々思うことがあってなんだかありがたいらしい。

私がここで感じるイライライライラの逆バージョンなんだから
そりゃぁ、それこそ目から鱗の大感動だろうと思うよ。
ふむふむ、気持ちはわかるよ。

私、いつも色んな場面で「効率悪いなっ!!」とイライラしている。
役所にしろ、店にしろ、なんにしろ。正直、怒りを通り越して
笑っちゃう時もある。この人これで働いている気になってるのかな?と。
(でも、逆に何かがスムーズに行くとそれだけでひどく感動する。)
「効率を考えようよー。時間とエネルギーをセーブしないと・・・」
と、彼に言ってみたらね。


「僕たちは効率を良くする方法を習っていない」 ですと。


!!!!そうキタカ!!!!
そんなもん、日本人だって習ってないですーー!!


そんなん、自分で発見して考えて実践して工夫するんだよ…。
そんなん、誰も教えてくれないし!
人それぞれやり方があるし!!
もぅ・・・疲れるよ。

「そもそも、効率なんて考え、多分、ない」

そうだよね、分かってたけどさ…言ってみただけなんよ。
まぁ、そういう概念が存在してコレだったら
そうとうヤバイと思うし、なんか妙に納得。
私にとって30年生まれ育った日本の環境が当たり前なんだから
ココの人にとってはこの現状が当たり前
コレ以外のものが存在することを知らないんだったら
それはそれで仕方ないな。うん。

って、それで納得できるかーーー!!きぃぃぃ。

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イライラした時はキッチンに立つと少し楽になる。

リンゴのお菓子は必ずウマイ!


at 23:21|PermalinkComments(9) イタリア生活 

2007年04月28日

ブーム

本日、結婚式二つ掛け持ち。
なに、今結婚式ブーム?

いっこめ。
日本だったら参列者から苦情がでるだろうなってくらい
恐ろしく山の中・・・今となっては田舎慣れした私でさえ
結構びっくりする田舎だよ、非常に遠いし山道だし。
イタリア人って田舎が好きなの?わかんない・・・。

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こんなんよ!?


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わんこかわいいぃぃぃ!!賢そうだし!!


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と思ったらこんなんまでいる。


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…変な顔。ロバウケル。


あまりにびっくりしたので
花嫁花婿の写真は一枚しか撮ってなかった。

ふたつめの式に急いで向かったらとっくに始まってた。
今まで沢山の花嫁を見てきたけど
こんなにキレイな花嫁は始めてみたよぉ。
もともと美人がウェディングドレス着ると
向かうところ敵なし!!って感じだね。
はぁー美人っていいね。

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ベールも長くてとてもステキ。


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余興に使われたべスパ。いい色だ。


帰ってきてから明日の朝ご飯(Agriturismo)用
リコッタチーズケーキを焼く。
イタリア人、朝、甘いもの食べる。


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朝ごはん食べない私としては朝からケーキって

やっぱりイタリア人胃が強いなぁーと思うわけです。





at 06:15|PermalinkComments(4) イタリア生活 

2007年04月27日

興奮のため長文

ココのところ東京にいた頃には考えられない位
非消費生活を行っていたので(別に何も生産してないけど)
なんだかムラムラと何かを探したくなってきた。

ココのところ勝手に気になっていたイタリアのメーカー。
まず、とにかくロゴで気になるの・・・。
ロゴとか裏地でしょっちゅうやられちゃう私。
メーカーのオモウツボ。

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  ヤバイでしょ。




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  こっち、レディース。ヤバイでしょ!!





この辺りでどこで買えるのか・・・調べたら
近くの街に扱っている店を発見したので
早起きしてぶーんと行ってみる。
もちろん、地図は助手席に常備。

住所では△△通り88番地、とあるのだが
実際その住所にたどり着いてみるとなんだかくらぁーい
外反母趾矯正シューズとか扱ってる店。
ここでの情報って、なんでこういつも間違っているんだろう。

「すみません、○○ってお店を探しているんですけど。
住所は、ここになっているんですけど。」


「○○??あーー知ってる!ジーンズとか売ってるお店でしょ。
この道をまっすぐ行って2本目の道を右に曲がって
150メートル位行くと左側にあるよ。」

      ↑
これ位のイタリア語ならどうにかワカル・・・。
絶対に聞き間違ってない。

親切そうなネエサンが教えてくれたのでまたテクテク歩く。
が、歩けど歩けどそんな店はない・・・。
仕方ないのでその辺りのブロックをくまなく歩き
探したら一本手前の道にちっこーーぃ○○という店発見。
道も違えば、右折してから150メートルってのも見当違いだった・・。
でも、なんかイメージと違う。街の洋品店、って感じで
中に入ってみたらおじいさんがヨロヨロ出てくるし。
「ぜぇぇーーったい違う!!」と心の中では叫んでいたけど
一応、聞いてみる・・・「Joe Rivettoはありますか?」

予想を覆してこの店に置いてあったけど商品が少ない、レディースはない。
ちぃっ・・・と思って帰ろうとしたらおじいさん、なんか言ってる。

「○○通りに私の息子がやっている店があって
そこにはもっと沢山商品が置いてある。
レディースもあるから行ってみなさい。
ここをまっすぐ行って△△通りを右に曲がって
20メートル・・・30メートル行って右側。」


この説明、ホントかよ・・・って思いながら愛想笑い。
おじいさん、出口まで着いてきて手を振ってくれている・・。

「いいのが見つかるといいねー。
その角曲がって50メートルだからねー!!」


さっきは20メートルか30メートルっていったヨネ!?!?!
ってか、△△通りってさっきの外反母趾シューズのお店の通りだし!!
またさっきのお店に逆戻りってことにならないよね?!

不安な気持ちを抱きつつ、またテクテクと探してやっと出会えた・・・。
全部超カワイイ!!ってかメンズのほうがかわいいかも!
運良く店員さんが英語が喋れたので(あのおじいさんの息子?)
色々試着させてもらって今日はTシャツと半そでのスウェットを購入。

なんで、このためにこんなに探し歩かねばならないんだろう・・・
って気持ちがふとよぎったのだけれど、帰りがけに店員の兄さんが
Joeのステッカーだのバッチだの色々くれたのでそんなんも帳消し。

何かを探すのって、楽しいよね。
見つかった時の充実感ってばナニ?!
でも、東京はなんでもあるから
東京にも売ってるんだろうな・・・。

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Tシャツはみきつんにあげようかな。


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ラブ…Joe


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くぅぅ。たまらん。


at 23:57|PermalinkComments(4) イタリア生活 

2007年04月26日

はぁー理解不能

我が家には大昔に使われていた教会がある。
居住空間としては利用していないのだけど
(将来的にはダイニングルームにする、らしいが)
洗濯物干しに行ったり普段通るところである。

そこにある扉が、これまた古い。
腐りかけた木の扉で隙間だらけだし
風も虫も草も花も入ってくる。
掃除してもしても汚れるしこれじゃぁ扉の意味がない。

この扉早く替えてーー!!とずっとリクエストしているのに
取り替えられる気配は一切なし・・。
我慢ならず、さらに追求する。

「夏前には、業者が来るよ」 と。

「はぁっ?!なにそれ?!夏前って?!
何月何日ですか?」 ←小学生レベル・・・。


「本当は、8月って言ってたんだけど…でも6月位に来るハズだから」

「なんで2ヶ月も待たなくちゃいけないの?
8月が交渉で6月になったなら、
6月が4月になってもいいんじゃないの?
どうしてはっきり、納期とか施工日を確定できないの?
そんなんで仕事してるって言えるわけ??
ってか、他の業者にすればいいのにぃぃ…」

(とにかく思いつく限り文句を言う)

「いや、ホントに日本人の仕事はスバラシイ・・・」

「今日本人をおだてても駄目だね!!
もうやだーーなんでこんなに何でも適当なのっ。
全てが遅いの?依頼したらすぐに来るのが業者でしょ?」


「あのさ・・・、8月って言うのは去年の8月だよ」



「・・・・」  ハイ?ナンデスト?



「去年、来るって言ってたのにこないんだよねぇー。
でも、この間聞いたら6月に来るって言ってたから。」


もう、話す気もしない。
多分、この扉は一生このままの気がする。

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ダイニングルームなんて夢のまた夢。


at 00:48|PermalinkComments(4) イタリア生活