2014年03月20日

アンナとひらがな

数週間前、ウリがひらがなのワークブックを幼稚園に持っていくと言いだした。
家のモノは基本的に幼稚園には持って行かないようにしているし(そう言われているし)
特に日本のもの、日本で買って来たもの、ここでは手に入らないものに関しては
無くなったり壊れたりしたら本当に哀しいので…ウリにはそれはちょっとダメだな、と。
そしたら『だってアンナにみせてあげるって約束したんだもん!』と言う。
アンナというのは、幼稚園でのウリの一番の仲良し。大人っぽくて…背も高くて
賢くて、お行儀もよく、かつ結構センシティブなとっても感じのよい女の子です。

『アンナが、ひらがな見たいって。教えてあげるって約束したもん…』と…。
まぁ…アンナはいつもウリにアルファベットを教えてくれてるし
(ウリが結構書けるようになったのはかなりアンナのおかげかもしれない)
オモチャとかでもないので…持っていってちょっと見せるくらい、いいかな、とも思い。
『じゃぁ、ちゃんと名前を書いてね。使わない時は必ずウリのロッカーに入れておいて』
と念には念を押して、翌日ウリは張り切ってワークブックを一冊持っていった。

こんなに念押ししたにも関わらず…私もその日のうちにそのことを忘れていたのだけど
2日後くらいかな、アンナのママに呼び止められて『あのね、アンナがウリッセから
貰ったって、日本語のワークブックを持って帰って来たんだけれど…』と。
え…あげちゃったの?!と思ったけど、でも今さら『そういうつもりじゃなかったから
返してください』とも言いづらいなと思っていたら、向こうから
『大切なものなんじゃないの?貰ってしまってよかったの?』と。なので
『実は、ウリッセがアンナに見せたいって言うから持たせたんだけれど…』と言うと
『そうじゃないかと思ったの。ごめんなさい、明日、持ってくるから。でも、アンナも
すごく喜んでいたから…お返しする前に、コピー取ってもいいかな?』と言う…。

もちろんいいよ!コピーなんてどんどん取ってもらっていいよ。
差し上げられなくて残念だけれど…でも本当にこういう常識のあるお母さんでよかった。
まぁこういうお母さんの娘だからウリが仲良くなったのかもしれないけど。
で、アンナには『ごめんねアンナ、ウリッセが一度あげるって言ったのに…』と
私とアンナのママで話したら、アンナもあっさり納得。(2歳児だったらそうはいかない)
ウリには、家に帰ってから『ねぇ、あれはアンナに見せるだけっていうから
ママは持っていっていいって言ったんだよね?ウリがアンナにあげたいなと思ったのは
まぁ気持ち分からないでもないけど、今、ウリが持っているものは全部パパやママや
他の誰かが買ったものだから、勝手に誰かにあげたりしてはいけない。
それに、あのワークブックはみきつんがウリにってわざわざ日本から
持ってきてくれたんだし、ママとの約束はちゃんと守ろう?』と言うと
ちょっとだけ悲しそうな顔していたけれど…『ごめんね…わかったよ』と。

まぁこの件はこれで一段落したのだけど、数日前に今度はアンナに呼び止められる。
『ねぇ…これ、見てくれる?』と言って差し出されたものは、ウリのワークブックのコピーと
どこかの英語サイトからプリントアウトした平仮名の初歩テキストブックみたいな…。
ちゃんと【あいうえお】の横に【a/i/u/e/o】と発音が全て表記されているようなもので
それがちゃんとファイルされてる纏めてある…スゴイ…そうだよね、確かに
ウリのワークブックじゃ何て読むかなんて書いてないしね…読めないよね。

これどうしたの?と聞いたら『パパがね、ネットで探して印刷してくれたの。
でも、パパとママには日本語がわからないから、ウリッセのママに会ったら
ちゃんと書けてるか聞いてみなさいって…』と言うので、中を見せてもらったら
まぁ~多少にょろにょろはしている感じだけれど、平仮名がほぼ全部上手に書けていて
一生懸命やったんだな~って言うのが分かって、なんだか私は自分の子供でもないのに
涙が出そうになった…(ウソかも…そんなことでは涙は出ないか。)

『すごい上手に書けてる。幼稚園の後にいつもやってたの?すごいね、よく頑張ったね』
と言ったら、なんか顔を真っ赤にして嬉しそうな…か、か、か、カワイイーー!
そしてなぜか横にいるウリまで誇らしげ…いやいや頑張ったのはアンナだから!と思ったけれど
幼稚園で色々単語も教えてるみたいだし自分が先生になったつもりにでもなっているのかな?

近しい外国人が日本語とか日本食とかに興味持っているとそれだけで結構嬉しいものだけれど
(私としては日本食好きの方が断然いいけど)こうやってアンナがここまでやるっていうのは
きっとウリッセと仲良くできていて信頼関係が築けていてそういう気持ちが
ベースにあるからこそだろうなぁ…って思うと、なんだかとっても嬉しい。
ウリッセ、とってもいい経験が出来ていると思います。それにしてもアンナ、すごい。
もしかしたらウリよりも平仮名に関してはすごいペースで学んでいるかもしれない。
ちなみに、小学生のお姉さんは、アンナがやるのを一緒にやっていたらもう全部
読めるようになってしまったそうで…。やるな、アンナ姉妹。



__ 2
カレンドゥラ。マリーゴールドと一緒ってこと?
私知りませんでした。





__ 1
たんぽぽ、ママにどうぞ。




__ 3
お庭の芝刈り始めました。
幼稚園から帰ってまずこれ。
なんでそんなに楽しいのかな?




__ 4
スポンジケーキが上手に焼ける。
とっても嬉しい。






__ 5
スピログラフ…ジェアにせがまれていつも描く。
で、ジェアがちまちまちまちま塗る。
で、ウリが名前を書く。
親子共同作業。



da_nori at 17:46│Comments(6) ウリッセ幼稚園 

この記事へのコメント

1. Posted by Mちる   2014年03月20日 19:23
自分と違う世界、知らない事に興味持ったり、またそれを受け入れてもらえるのは、双方ともに本当に良い経験だと思う。日本人としては嬉しいし、親としては有り難いなと思うものね。
子供の興味とやる気スイッチが入った時のパワーは本当に凄いね。
みんなアンナちゃんみたいな子だと親は苦労しないんですがのぅ。笑

母子3人の共同作品、各人がきちんと作業してる所がすごい!
しかし、マメだわ〜Noriちゃん。



2. Posted by nori   2014年03月21日 04:44
Mちるさん

ホントですね。結構ウリッセが、アラビア語とかアルバニア語でこれはなんていうんだよ、とか私に教えてくれたりするんですが私はもうすぐに忘れちゃう…でもウリはかなり覚えてる。子供恐るべし!
Nちゃんは、結構アンナタイプっだったのではないですか?そんなイメージありますが。
マメ?ですか?スピログラフが?
3. Posted by Mちる   2014年03月21日 06:12
スピログラフ、子供はあれにハマる時期ありますね。
私は、おっ、模様になって来たと思うと、線がガタガタになる。
こんな奇麗になかなか書けないよ。これ奇麗に書ける人尊敬する!

お料理もお菓子も上手だし、スプログラフも上手いし、ネイルも奇麗だし、マメだよっ。笑

うちの娘はアンナちゃんほどでは。。。
一人っ子でおっとりのんびりしてて、一日が終わりませんがな!って時期もありました。
一度読んだ事はすぐ記憶する子だったので、そこは救われたんだけども。
4. Posted by nori   2014年03月22日 05:23
これって、結構しっかり描こうとすると肩こりますね…ずれますか…?
きっと、その定規が悪かったんじゃないかなぁ…?どうだろう…?
料理もネイルも役に立つけど…スピログラフはそんなに役に立たないですね。

『一度読んだことはすぐ記憶する』!?こういう子供ならよかったなぁというより
私がこういう力が欲しかったです…いや、今も欲しいです。
5. Posted by ぷー   2014年03月25日 23:26
アンナちゃんとウリくん、アンナちゃんのお母さんとNoriさん、それぞれのやりとりがなんだか素敵でちょっと感動しちゃいました。特にアンナちゃんが自分で練習したものを見せに来てくれたところなんて素敵です。うちの誰かさんも見習って欲しいー。
6. Posted by nori   2014年03月27日 08:50
もうね…このアンナちゃんっていうのが本当にいい子で…見た目カワイイ子は他にもいっぱいいるけれど、なんて言うのかなぁ…内面からにじみ出る可愛さっていうか、賢さって言うか、それにご両親も本当に素敵な方たちなんです。
なんとなく。ウリはまだそういう感情持ってない(わかってない)と思うんだけど、アンナはきっとウリのことが好きなんじゃないかなって思います。アンナのママもそう言ってた。
あともうちょっとで卒園なんです…もっと早いうちに、こうやってお友達のこととか知りたかったな。

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